コース料理を楽しむ客

　北斗文化学園インターナショナル調理技術専門学校（室蘭市山手町、澤田真奈美学校長）の日本人学生による初の学生レストランが４日、市内中央町の同学園ビルにオープンし、フレンチのコース料理で来店客をもてなした。８日までの期間限定で完全予約制。

　これまで行われていたフランス人留学生による学生レストランを、今回日本人２年生４人が卒業課題として企画し、メニュー考案から内装の全てを一から計画した。

　レストラン名は、フランス語で彩りや多彩を意味する「ＣＯＲＯＲＥＲ（コロレ）」。自然と健康をテーマに、ランチはタイやベトナム発祥のヘルシーでエスニックな料理、ディナーはエゾシカ肉をメインに、低カロリーなコース料理を味わえる。

　初日のディナーは満席。孫の高校卒業祝いも兼ねて来店した伊藤厚子さん（７０）は「１０種の野菜を使った前菜が味もおいしく、見た目もきれいで良かった」とじっくりと味わっていた。

　ウエーター役の中西翔琉さんは「皆さん楽しそうで、どの料理もおいしいと言ってくれてうれしい」と笑顔を見せていた。

　予約・問い合わせは同校０１４３・２５局２２１１番まで。