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函館新聞

「スクールエコニュース」最優秀に巴中の志村さん・森山さん【函館】

表彰状を掲げる志村さん(中央)と、エコニュースを掲げる巴研究部顧問の鈴木亮教諭(左)、佐藤校長

 函館市内の中学生が環境問題を題材に調査・研究した成果を壁新聞にまとめた「スクールエコニュース」の最優秀賞に、巴中(佐藤雅博校長)の2年、志村昴さん(14)と森山大翔さん(同)による「ゼーベック効果について」が選ばれた。

 表彰は、中学生に環境問題に対する理解を深めてもらおうと函館市が毎年行っている。

 2人は北海道の冬に降り積もる雪をエネルギー資源として活用しようと、2種類の金属を使うことで電力を生み出す「ゼーベック効果」に着目。アルミ線と銅線を加工した装置を作り、雪とはんだごての温度差で電流が生まれることを確かめた。

 21日に同校で表彰式が行われ、市環境推進課の小園敏弘課長から志村さんに表彰状が贈られた。志村さんと森山さんは、同校の実験研究サークル「巴研究部」に所属。志村さんは「実験の狙いが分かりやすく面白く伝わるよう、試行錯誤した。多くの人に『科学って面白い』と思ってもらえたらうれしい」と話す。今回の実験では、発電量よりはんだごての消費電力がはるかに上回るため発電手段としては実用的ではないが、温度差が1度程度でも発電できる「ペルチェ素子」に注目し、温度差発電のさらなる可能性を探求してみたいという。

 今年度は巴中、本通中、湯川中から32人16作品の応募があり、全作品は3月4日から8日まで市役所1階市民ホールで、同11日から15日まで市中央図書館1階展示コーナーで展示する。

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