バナナボート体験を楽しむ学生たち

　日本工学院北海道専門学校のスノーアクティビティイベントが１６日、登別市札内町の同校で開かれた。のぼりべつ元鬼協議会や登別、室蘭の企業有志がスノーモービルとバナナボートを用意し、３月に卒業予定の学生約１６０人が北海道の冬を満喫した。

　同イベントは「登別に来てくれた学生たちの思い出づくりに」と元鬼協議会の西尾拓也会長らが昨年初めて企画。冬は雪上バナナボートとスノーモービル同乗体験、夏はテントサウナ体験を行っている。

　この日は有志１２人がスノーモービル８台、バナナボート２台を用意。雪で覆われた同校のサーキット場で、学生は歓声を上げながら、スリル満点の滑走を仲間とともに楽しんだ。

　中国からの留学生、唐彬彬（トウ・ヒンヒン）さん（ホテル科２年）は「海上のバナナボートとは違った楽しさがありました。雪で前が見えなかったことも良い思い出です」と笑顔で話した。