包括連携協定書を交わした（左から）小笠原市長、木村会頭、福井校長、仲川会長、唐神会長、西尾会長

　日本工学院北海道専門学校（福井誠校長）を運営する学校法人片柳学園と登別市、登別商工会議所（木村義恭会頭）、登別市社会福祉協議会（仲川弘誓会長）、登別国際観光コンベンション協会（唐神昌子会長）、のぼりべつ元鬼協議会（西尾拓也会長）が１０日、「地域未来共創プロジェクト」包括連携協定を結んだ。

　同プロジェクトは、工学院を中心とした「学校」と「地域」が共通のビジョンの下、包括的・日常的・継続的・組織的な関係を構築し、地域の未来の持続可能な発展と「共創」の輪を広げることが目的。

　工学院の学生に登別に愛着を持ってもらい、市内の団体や企業で担い手や働き手となって活躍してもらうことで人口の定着、地域の活性化を図る狙いがある。

　札内町の工学院で行われた締結式では、福井校長をはじめ、小笠原春一市長ら各団体代表者が協定書にサイン。連携を強め、発展させていくことを誓った。

　発起人代表の仲川社協会長は「工学院が歯車の中心になって周りの団体も動き、一つの形をつくっていきたい」と抱負を述べた。

　記念式典では、来賓として赤根広介道議があいさつ。講話なども行われた。