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釧路新聞

氷滑り台に行列 くしろ冬まつり開幕【釧路市】

 釧路の冬の一大イベント「くしろ冬まつり2024」が3日、耐震旅客船ターミナルと釧路市観光国際交流センターで始まった。開会の午前10時には氷点下7・3度と冷え込んだものの、穏やかな天気の下、多くの家族連れが訪れ、氷の滑り台や雪だるま作りなど、釧路市内で楽しめる雪のアクティビティーを楽しんだ。(鉾之原頌吾、橋本梓)=関連記事13面にくしろ冬まつり会(会長・蝦名大也釧路市長)が主催する同まつりは、1965年に「くしろ氷まつり」として始まった。前回までは同センター前庭がメイン会場だったが、冬季イベント「くしろウインターパーク」が開催中で、より広いスペースで来場者を迎えられるようにするなどを目的に、今回は耐震旅客船ターミナルで行った。

 会場では、陸上自衛隊第27普通科連隊や市立幣舞中学校、市役所労働組合青年部など7団体による、アニメのキャラクターなどを模して作った氷雪像や氷雪の滑り台を設置。同センター内では、消費者まつりや市障がい者芸術作品展示会も同時開催している。

 約4㍍の高さからドーナツ型のそりで滑り降りるチューブスライダーは、子供たちで行列ができ、釧路で採れた石炭で目や口などを表現する雪だるま作りなどを楽しんでいた。鶴居村から家族と訪れた和田暢叡ちゃん(6)はクマを意識した雪だるまを製作。「上手にできた。楽しかった」と笑顔を見せた。

 最終日の4日は午前10時~午後4時まで。初日に引き続き各イベントが催されるほか、午前11時からは、メイン会場で釧路新聞社主催のこどももちまき大会と○×クイズを行う。

長蛇の列ができた、ドーナツ状のそりで一気に滑り降りるチューブスライダー

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