地場産グルメなど販売 アンテナショップ、SL運行日に営業【標茶】
【標茶】JR北海道の人気観光列車「SL冬の湿原号」運行日に、標茶の名産品や手作り小物などをそろえた「ミルクックさんのアンテナショップ」が、標茶駅で営業している。釧路からのSLが到着すると、多くの観光客たちでにぎわっている。
同店は、町を盛り上げたいという思いを持った酪農家や飲食店主、主婦らでつくる「グリーン☆ツーリズム標茶」(大木恵理代表)が、「SLのお客さんの受け皿をつくろう」と2016年から始めた。
今回は、ポロニ養鶏場の有精卵で作ったシフォンケーキや風牧場のヨーグルト、「星空の黒牛」のレトルトカレーといった地元産食材を使ったグルメのほか、エゾシカの皮を使ったキーホルダー、SLの消しゴムはんこ、アイヌ文様の刺しゅうを施した小物などハンドメード製品も販売している。
大木代表は「町内に地場産品が集まる『道の駅』のような施設がほとんどないためか、町民も来てくれる。標茶の面白い、おいしい物を集めてお待ちしています」と呼び掛けている。営業時間はSL運行日の正午から午後2時まで。問い合わせは大木代表090(3892)0667へ。
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