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網走タイムズ

日本赤十字社から表彰 金色有功章5人、感謝状2人 網走市赤十字奉仕団

日本赤十字社から金色有功章、感謝状を受けた網走市赤十字奉仕団の人たち

 【網走】市赤十字奉仕団の会員に贈られた日本赤十字社有功章の伝達式がこのほど、網走市役所で行われた。

 この賞は奉仕団業務功労として、活動年数20年以上に「金色有功章」、同5年以上に「感謝状」が贈られる。同奉仕団は今回、中安範子委員長ら5人が金色有功章、長岡姫子さんら2人が感謝状を受賞。それぞれ、市長室で水谷市長から伝達された。

 同奉仕団は能登半島地震を受け、義援金の募金活動に取り組んだ。市内のスーパーベーシック駒場店と橋北店前で買い物客らに協力を呼びかけ、駒場店前で7万5943円、橋北店前で15万3378円の浄財が集まったという。

 また、中安委員長の孫がアメリカにいることから、その友人らが同地震の発生を知って募金を募って集めた1万円も、孫の下に送られてきたという。

 伝達式で水谷市長は、同奉仕団の素早い対応に感謝を示すと、中安委員長は「テレビなどで被災地の状況を見て『何とか助けたい』という思いで募金に取り組みました。また街頭に立ちたいと思っています」と、募金活動を継続する意向を示した。

 また、感謝状を受けた長岡さんは「街頭募金は寒い中だったが、被災者のことを考えるとそんなことも言っていられず取り組んだ」と振り返るとともに「多くの人に協力してもらい、被災者に対する市民の思いも伝わってきた」と、募金に協力してくれた市民に感謝していた。

 同奉仕団は、赤十字思想の普及と奉仕活動を通じた「明るく住みよい社会づくり」を目的として1963年4月に設立。現在は259人の会員がおり、ふれあい訪問をはじめチャリティーバザー、災害発生時に被災地へ送る義援金の募金活動など、さまざまな取り組みを行っている。

 昨年は創立60周年を迎え、記念事業として市社協に車いす3台を寄贈。中安委員長は「誰1人困ることないよう、みんなが幸せになるような活動をしていきたい」と、金色有功章の受賞で気持ちを新たにしていた。

 受賞者は次の通り。伝達式に出席出来なかった村上敏子さんには、同奉仕団を通じて伝達される。(敬称略)

 ▽金色有功章 中安範子、佐竹恵子、三宅とし子、尾村冨美、佐々木きみえ▽感謝状 長岡姫子、村上敏子

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