室蘭署からイオン室蘭店までの道をパトロールするわんわんパトロール隊

わんちゃんも周知にひと役

　１月１０日は「１１０番の日」。室蘭警察署（飛澤宏幸署長）は１０日、室蘭市東町のイオン室蘭店の出入り口で、買い物客らに１１０番の適切な利用の呼びかけと、警察相談専用窓口「♯９１１０」の周知を図った。

　一日わんわんパトロール隊として、署員の愛犬、チワワの「わさび（雌５歳）」と、ビションフリーゼの「大福（雄４歳）」、ボストンテリアの「武蔵（雄５歳）」、プードルの「りく（雄１０歳）」が、室蘭署から同店までをパトロール。来店客らとの記念撮影などに応じてＰＲにひと役買った。同署では初めての取り組みだという。

　このほか署員たちは、買い物客にチラシや反射材などが入ったＰＲグッズを手渡し、１１０番の正しい利用や防犯意識の高揚などを呼びかけた。

　同署によると、昨年の１１０番の件数は約５千件。このうち緊急性のない各種の問い合わせは約３割を占めた。全道の１１０番は約４０万件で、緊急性のない連絡は約１０万件に上る。

　同署では「重大事件事故の対応などに支障を来す場合もある。急を要する場合は１１０番。そうでない場合は、相談専用ダイヤル『♯９１１０』の利用を」と話している。