カメラの前で作文を発表する大野君

　浦河町内の小中学校で冬休みがスタートする。22日には、６校で終業式が行われ、児童生徒は楽しみにしていた冬休みの到来に期待を膨らませていた。

　この日、終業式が行われたのは、堺町小、浦河東部小、荻伏小、浦河第一中、浦河第二中、荻伏中の６校で、浦河小は25日を予定。新学期の始業式は、１月16日に浦河第一中、17日に浦河小、荻伏小、荻伏中、18日に堺町小、浦河東部小、浦河第二中となっている。

　このうち、堺町小学校（品田和輝校長、児童数２４３人）では、インフルエンザなどの風邪の流行状況に配慮し、午前８時25分から各教室をオンラインでつないで始業式を行った。１、３、５年生の代表者が２学期の振り返りや３学期に頑張りたいことを作文にして発表。１年生の大野優心君は「２学期にはドッチボールを頑張った。ボールをうまく投げられるようになりました。３学期はスケートをすいすい滑れるように頑張ります」と目標を読み上げた。

　このあと、児童会長の扇谷結成君（６年）が「インフルエンザが流行っているので手洗いをしっかりしよう」と呼び掛け、品田校長は「１年間で一番長い２学期が終わった。みんなが協力し、明るく、楽しく、真剣に取り組んでいる姿に感心しました。冬休み中も、自分で立てた目標に全力で取り組んでほしい」とエールを送った。

　このあと、掃除に取り組んだり、各学級で担任が冬休みの過ごし方につて指導。３学期がいいスタートを切れるように期待した。