作品に引きつけられ興味深く鑑賞する来館者

【平取】町内川向の沙流川アート館を利用する芸術家たちによる作品展「クリスマスギフト展２０２３」が始まった。24日まで。

　クリスマスにちなんだ絵画（油彩、水彩、アクリルなど）、写真、彫刻、焼き物、フェルト、クラフトなどの約80点を展示。管内はもとより、胆振管内むかわ町、空知管内由仁町、苫小牧市、千歳市、東京都など全国各地から47人が出展した。

　作品は、沖田えりさんのクラフト「キャンドル」、高橋稚春さんの「レザーキーホルダー」、福田悠野さんの鉛筆画「プレゼント」、高野邦子さんの刺繍画「これはボクの」、根本千鶴子さんのアクリル画「サンタのとまどい」、高橋英暖さんの油彩「冬の学校」、児玉美和子さんの版画「きんいろのさかな」など。

　主催者でアート館の代表の版画家・児玉さんは「今年新しく参加した人が多く新鮮さを感じる。新型コロナが５類になり、普段の生活に戻りつつある中で、ギフト展に足を運び、クリスマスの雰囲気を味わっていただきたい」と来館を呼び掛けている。

　入場無料。開館時間は午前10時から午後７時まで（最終日は午後５時まで）。問い合わせは、沙流川アート館（☎０１４５７・２・２１２７）へ。