市役所で開催中のいさ鉄ＰＲパネル展

　道南いさりび鉄道（函館、川越英雄社長）の魅力発信と利用促進に向けた「いさ鉄ＰＲパネル展」が、函館市役所１階市民ホールで開かれている。鉄道と沿線地域の活性化を応援する「いさ鉄地域応援隊」の活動などパネル３５点を展示している。２２日まで。

　同社や函館市、地域応援隊などの共催。

　函館、北斗、木古内の沿線自治体の有志メンバーで２０１５年に設立した地域応援隊は、ながまれ海峡号の立ち売り販売やハロウィーン、クリスマス期間中に車内の飾り付けを行うなどいさ鉄を盛り上げており、活動内容をパネルで紹介している。会場では車両から楽しめる美しい車窓風景やいさ鉄オリジナルグッズを紹介しているほか、関連パンフレットや子ども向けのながまれ海峡号を作るペーパークラフトも置いている。

　地域応援隊事務局の木古内町まちづくり未来課は「いさ鉄には地域住民の生活の足と観光列車の二面性がある。パネル展を機会に、より多くの地元住民にローカル線の魅力を知ってほしい」としている。

　市役所での実施後は道の駅みそぎの郷きこないや木古内町役場、北斗市役所、イオン上磯店、イオン湯川店、渡島総合振興局でも順次展示する。来年３月２９日まで。