多くの町民が訪れたレシート祭り

　浦河商工会議所青年部（佐藤尚武会長）主催の年末恒例イベント「第８回町レシート祭り」が９日、町総合文化会館ふれあいホールで開かれ、会場を訪れた多くの町民が販売ブースでの買い物や豪華景品を狙ってくじ引き抽選を楽しんだ。

　複数の加盟店での買い回りによる販売促進と、加盟店からの景品が当たることで、今まで行ったことのない店舗へも足を運ぶきっかけをつくり地域経済の活性化を図ることを目的に、毎年この時期に実施している抽選会イベント。

　ルールは、町内の加盟店で、期間内に５００円以上買い物し、重複しない店舗のレシート３枚を１口として、応募用台紙に貼り付け抽選会場に持参すると、台紙の枚数に応じて町内の加盟店１１８店から提供された協賛景品２０７本のどれかが当たるくじ引き抽選会に参加できる。

　会場には多くの町民が訪れ、飲食店ブースで特産のイチゴを使ったハンバーガーや菓子を味わったり、販売・体験コーナーでの買い回りを楽しんだほか、メインイベントのくじ引き抽選会には長蛇の列ができ、参加者たちは、くじ引きの結果に一喜一憂しながら楽しんでいた。

　この日の最後は、抽選参加総数約１１００枚の中からギフト券やアプカポイント、魚介セットなどが当たるダブルチャンス特賞抽選会も行われ、イベントは大盛況に終わった。

　小学生の娘を連れて訪れた髙橋むつみさんは「会場内に食べるものも販売していて、この場で買い物したレシートも抽選に使えるのがうれしい。娘が抽選くじを４枚引いて２枚が当たりだったので、楽しむことができた」と話していた。

　運営を担当した同青年部商業活性化委員会の永田貴之委員長は「今年の抽選会は大盛況で、景品も受け付け終了時間前に出尽くしてしまった。レシート祭りも第８回目を迎えて、町民の皆さんにルールも浸透し、町内の店舗を利用してくれる人が増えてきていることが実感できた。今後は、至らなかった点を改善して、よりよいイベントとなるよう頑張りたい」と意欲を示していた。