北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

網走タイムズ

働き盛りもしっかり食事 栄養メニューを手作り 食生活改善協「ワンデイシェフの日」

働き盛りのための料理を作る参加者

 【網走】若者や働き盛りの人たちを対象にした、市食生活改善協議会(吉阪一子会長)の料理教室「ワンデイシェフの日」が、市保健センターで開かれた。

 一日三食取らなかったり、食事の時間が不規則になりがちな人たちに、しっかりと食事をすることの大切さを知ってもらうとともに、短時間で調理でき、かつ栄養価もしっかりとした料理を学んでもらおうというもの。働き盛りの世代を中心に、10代から60代までの17人が受講した。

 メニューは「ひじきのナムルビビンバ」「えのき&おから入りハンバーグ」「ソーセージのスンドゥブ」の3品。

 働き盛りを対象にしているため、接種できるエネルギー量を高めにしているほか、タンパク質なども多めに設定する一方、料理をする機会が少なくなりがちな若い人でも手軽に出来るよう、魚肉ソーセージなど身近に手に入るものを中心にレシピを作っている。

 参加した人たちは日ごろから包丁を振るっている人もいたが、多くは料理が未経験。同協議会のメンバーに教わりながら具材を切ったり、野菜をゆでるなどしていた。

 中には、材料を入れてこねたひき肉を適量取り、ハンバーグの形に整えると、中の空気を抜くために「ペタッ、ペタッ」と両手を上下させてひき肉を手のひらに当てるなど、プロ並みの手さばきを披露する人も。

 男性に女性、10代から60代と幅広く参加したことで、互いの交流にもつながったようだ。

 出来上がった料理は、さっそく試食。エノキやおからが入ったハンバーグ、韓国のピリ辛調味料「コチュジャン」が入ったスープなど、若い世代でも楽しめる味に仕上がった料理は、どれも自分で作ったものばかり。

 なかなかの出来栄えに、みな「今度は家でも作ってみよう」「ほかの食材や調味料に変えてみるのも楽しそう」と話していた。

 同協議会は「全世代に広げよう 健康寿命延伸プロジェクト」をテーマに、子どもが料理と食育に親しむための親子料理教室、高齢者に健康を考えてもらうための料理教室、またサケなどの地元食材、乳製品など特定の食材を活用した料理教室など、幅広く教室を開いている。

 今回の料理教室も、その一環。受講者には教室の前後でアンケートを取っており、その結果を今後の教室に生かしてくという。

関連記事

函館新聞

はこだてライナーにもコナン! JR北、ラッピング車両を運行【函館】

 JR北海道は27日、函館が舞台となった映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」とタイアップしたプロモーションとして、函館-新函館北斗間のはこだてライナーの1編成に特別ラッピング...

函館新聞

「温泉卵」新名物に 鹿部の道の駅で販売開始【鹿部】

 【鹿部】道の駅しかべ間歇泉(かんけつせん)公園で27日、園内の間歇泉から噴き出た源泉を利用した、温泉卵の販売が始まった。  温泉地として知られる同地では、これまで蒸し釜を使った蒸し卵の提供は行...

釧路新聞

初のくしろ桜フェス盛り上げよう 5月11日柳町公園で【釧路市】

 市民有志でつくる、柳町公園を札幌大通公園みたいにする会(筧陽介代表)が5月11日、釧路柳町公園でくしろ桜フェスを開く。釧路の桜を学ぼう会のほか、限定一組の結婚式などを実施。前日の10日には、...

釧路新聞

阿寒に交流拠点「Fuu.」プレオープン 協力隊中心に運営【釧路市】

 釧路市阿寒町の地域おこし協力隊が中心となって運営する新たな交流拠点施設「Fuu.」(市阿寒町新町2)が5月3日にオープンする。28日には一足早いプレオープンが行われ、訪れた地域住民たちが新た...

十勝毎日新聞

清流日本一 美化続け32年 「歴舟川守る会」解散【大樹】

 大樹町の町民有志で構成する「歴舟川の清流を守る会」(奥田眞行会長)の解散総会が25日、町経済センターで開かれ、「清流日本一」を町内外に発信した32年間の活動にピリオドを打った。奥田会長は「高齢化...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス