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室蘭民報

「地球環境配慮し消費を」 NPO・滝本さん「エシカル」紹介【室蘭】

エシカル消費の取り組みについて紹介する滝本さん

 胆振消費者協会連合会(安部益美会長)主催の2023年度第35回胆振消費者大会が21日、室蘭市東町の室蘭市中小企業センターであった。参加者は、持続可能な開発目標(SDGs)達成に大切とされているフェアトレード商品購入などのエシカル消費(倫理的消費)について理解を深めた。

 室蘭をはじめ登別や伊達、苫小牧の4市から会員ら約50人が参加した。

 苫小牧市内で環境問題やまちづくりに取り組むNPO法人「がるだする」事務局長の滝本晴美さん(苫小牧消費者協会副会長)が「私たちの消費が未来を変える~エシカル消費とは~」と題し講演。価格を抑えた衣服などを大量生産するために、「発展途上国での児童労働や安い賃金で働くなどの問題を引き起こしていた実状がある」と訴えた。

 滝本さんは欧米を中心に注目されているエシカル消費について「地球環境に配慮した買い物やお金を使う行動全般」と説明。フェアトレード商品やリサイクル商品、被災地産品の購入、地産地消などの具体例を紹介した。その取り組みが「サプライチェーン(供給網)の透明性向上や作った人に適正なお金が回っていくことになる」と強調した。

 そのほか、胆振でエシカル商品を購入できる店舗を紹介した。

 登別市から訪れた安達陽子さん(83)は「すごく細かいところまで聞くことができて良かった。買い物する際の考えるきっかけにもなった」と話した。

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