フランス料理の調理法学ぶ 成人講座 40人参加しHIDAKA′sキッチン【日高】
【日高】町教委主催の令和5年度成人講座「HIDAKA′s キッチン~フランス編~」が18日、門別総合町民センターで開かれ、約40人が参加しフランス料理の調理法を学んだ。4年ぶりの開催。北海道日高乳業協賛。
町で作られた乳製品を使ったフランス料理の講習会。講師は、全日本司厨士協会北海道地方本部会長で、北斗文化学園インターナショナル調理技術専門学校特任教授の大江廣嗣さん。札幌市内のホテルのシェフを経て1992年に渡仏。三ツ星で料理を学び、帰国後の95年にKKRホテル札幌総料理長に就任。2017年同学園主任教授を経て2023年現職。
主催者の武田啓嗣教育長は「大江先生には以前から指導に来ていただいていた。美味しい料理を覚えて家庭で作って楽しんで頂きたい」、多くの食材を提供した日高乳業の瀬戸口祐二社長は「今日はわが社の食材をふんだんに使い、みんなで料理を作り味わっていただきたい」とそれぞれあいさつした。
今回のメニューは「モッツァレラチーズ入りオニオンスープ」「桜姫鶏と小海老のシャスールソース リコッタチーズ添え」「マスカルポーネ・クレームプリーズ 赤い果実のコンフィチュールを共に」の3品。
参加者たちは4グループに分かれて調理したあと、コミュニケーションを取りながら試食した。
参加した高橋弘美さんは「コロナ禍で行われていなかったので、今回はとても楽しみにしていた。若い人が以前より多く参加していて、コミュニケーションを取れたのも良かった。モッツァレラチーズをスープに入れるなどの発想がなく、新しい感覚で食べた。バターたっぷりの豪華な食事を作り味わうことができて大満足」と話した。
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