表彰を受けた様似小児童たちと関係者ら

【様似】浦河地方法人会女性部会（武岡雅子部会長）と浦河税務署（福岡伸司署長）は20日、様似町立様似小（鈴木輝光校長）で「税に関する絵はがきコンクール」表彰式を行った。最優秀賞の浦河法人会女性部会長賞を受賞し、全道でも２番目の優秀賞に輝いた高木結愛さん（５年）のほか、６人の受賞者に武岡部会長が受賞の栄誉をたたえ表彰状を手渡した。

　税の大切さや税の果たす役割について学んでもらい、その知識や感想を絵はがきにすることで、より理解を深めてもらうことを目的に、浦河地方法人会女性部会が毎年実施しているコンクール。毎年、税を考える週間に合わせて、表彰式や作品展示会などが行われている。

　応募総数は、浦河税務署管内６校から１７５点。そのうち、様似小では７人が受賞。最優秀賞を受賞した高木さんは、北海道法人会連合会女性部会連絡協議会が主催する全道のコンクールで、２位の成績となる優秀賞を受賞した。

最優秀賞と全道優秀賞を受賞した高木さん

　同校校長室で行われた表彰式では、鈴木校長と福岡署長が立ち会う中、武岡部会長が最優秀賞と全道の優秀賞を受賞した栄誉をたたえて高木さんに表彰状を手渡した。また、優秀賞の６人にも一人ひとり表彰状と記念品が贈られた。

　高木さんは昨年、同コンクールで浦河税務署長賞を受賞しており、今回の最優秀賞については「賞をとれると思っていなくて驚いたけど、とてもうれしい」と笑顔を見せ、「作品は、税のことがわからない人にもわかりやすく伝えられる絵に仕上げた。来年は全道で最優秀賞をとることを目標に頑張りたい」と目を輝かせていた。

　様似小での受賞者は次の通り。

　▽最優秀賞　高木結愛

　▽優秀賞　大久保眞歩（４年）、島田愛玲奈（同）、福岡莉子（５年）、南真二朗（同）、大山愛未（６年）、辻美咲（同）