
やきとりの一平本店の味を堪能する会員ら
やきとり文化を発信する活動を行う日本やきとり文化振興協会(本部山口県長門市)の勉強会が7日、室蘭市中島町の「やきとりの一平本店」であった。全国から集まったやきとり店を営む経営者ら約10人は、室蘭やきとりの歴史を学びながら情報交換を通して今後の活動の糧にしていた。
同協会は同店や美唄や旭川のほか、山口県や愛媛県など全国の約20店舗が加盟。2023年8月には山口県で「やきとりJAPANフェスティバル2023in長門」を開催。イベントには約5万5千人が来場するなど、やきとりを通じた地域間交流の促進や発信につながる活動を行っている。
勉強会は5~8日までの日程で実施。旭川や砂川などの店舗や工場を巡り、地域のやきとり文化や歴史について学んだ。
やきとりの一平本店では、同店を運営する一平舎の石塚千津代表取締役が1950年創業からの歴史を紹介。親しまれ続ける伝統の味の調理工程を説明した。その後は同店の室蘭やきとりを堪能しながら意見交換を行った。
同協会の青村雅子代表理事は勉強会を終え「それぞれの地域の特色を学ぶことができた」と振り返った。室蘭やきとりについて「このおいしさを全国や世界に発信するためにも室蘭でのフェス開催を目指していきたい」と前向きな姿勢を見せた。
石塚代表取締役は各地域や店舗と協力しながら「やきとり文化を発信し続けていく」と話した。また、日本の食文化として世界にも発信することで「室蘭の活性化につなげていきたい」とこれからの取り組みを見据えた。
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