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網走タイムズ

暮らしのアイデアを提案 注目集めた「鍋帽子」 網走友の会暮らしと家計フェア

網走友の会の会員に教わりながら新聞紙からエコバッグを作る来場者

 【網走】網走友の会の「SDGs暮らしと家計フェア」が市エコーセンター1階展示室で開かれ、訪れた人たちが、家計簿や鍋帽子、洗濯ネットなど、さまざまな暮らしのアイデアを学んだ。

 同会は例年、講習会を開いて受講者に暮らしのアイデアを紹介していたが、今回は誰でも自由に訪れることができる展示会形式で開いた。

 会場で目を引いたのは、火から下ろした鍋に、綿の入った〝帽子〟を被せて保温することで、具材を柔らかく煮ることができる「鍋帽子」。

 会員が作った鍋帽子が並び、訪れた人も興味津々。「長時間、火にかけるような料理だと煮崩れしなかったり、味が染み込みやすくなります」と聞いた女性は「家でも試してみたい」「鍋帽子はどうやって作るんですか」などと会員に質問していた。

 また、洗濯時に衣類同士がからまるのを防いだり、傷みづらくするために使う「洗濯ネット」は、近年問題となっているマイクロプラスチックを減らす観点から、市販されているものでなく自作を来場者に提案した。

 マイクロプラスチックは海に流れ出ることで、海洋環境や海洋生物にさまざまな影響を与えるとされている。

 そこで、同会は市販のプラスチック製ネットではなく、家の中で眠っている手ぬぐいやさらし布、絹布などで袋を作り、洗濯ネット代わりにしたところ、洗濯ネットと変わらない効果があったという。

 注意点として、袋を閉じるためのひもが、材質によって濡れるとほどきづらくなるため、濡れても簡単にほどける素材を使ったほうがよいと話していた。

 このほか、世代ごとによる家計簿をつけることのメリット、新聞紙やちらしを折って作るエコバッグなども紹介。訪れた人たちは、疑問や分からないことなど、気がねなく質問。会員もていねいに答えていた。

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