高所作業車を使って電線にぶつかる枝を切る関係者

　相馬神社御鎮座１００周年記念奉賛会（浪越準一奉賛会長・同会主催）は２４日、伊達市舟岡町の国道３７号沿いに植えてあるクロマツのせん定と草刈り作業を行った。

　１００周年記念事業の一環。日頃からまちの住民にお世話になっている恩返しとして、クロマツの整備に取り組んだ。

　クロマツが８０本、雑木２０本計１００本が、国道３７号の舟岡町から南稀府までの約５キロの間に植えられている。６０年ほど前から存在し、持ち主不明で今まで何気ないまちの風景として存在していた。

　この日は関係者１１人が集まり安全祈願。道南バス伊達営業所付近では、長年自然に育ち電線に接触したクロマツの枝のせん定を高所作業車を使い行った。

　相馬神社の畔蒜稔宮司は「鎮座１００周年を迎え、まちのみなさんにはお世話になっている。少しでも地域に社会貢献としてお返しできればと始めた」と語った。作業は１１月１０日までを予定、ボランティアで同会メンバー１５人が交代しながら取り組む。