八雲町マルシェへの来場を呼び掛けるＨＡＰ函館空港事業所営業課の吉岡由樹恵さん

　八雲町の特産品がそろう「八雲町マルシェ」が２１、２２の両日、函館空港国内線旅客ターミナルビル２階の売店エリアで開かれる。

　空港を拠点に地域の魅力発信につなげようと２０２１年から開いており、今年で３回目。八雲観光物産協会が主催し、企画は空港施設を運営する北海道エアポート（ＨＡＰ）函館空港事務所が協力した。

　今回は同協会が会員の事業者に声を掛けて募り、７店舗が出店。１９年から町内で海面養殖に取り組むトラウトサーモン「北海道二海サーモン」の切り身（ロイン）やバター飴、町産生乳を原料としたモッツァレラチーズのミルクボールなど出店者自慢の品約８０種類が並ぶ。

　八雲は北海道を代表する民芸品・木彫りグマ発祥の地でもある。来年誕生１００周年を迎えることから、会場では木彫りグマを展示するほか、クマをモチーフにしたグッズも販売する。午前１０時～午後４時。

　物産協会事務局の町商工観光労政課の堀口円主任（４０）は「八雲の特産品が一度に集まる機会はなかなかない。道内外の人に八雲の魅力を知ってもらい、町に興味を持つきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。問い合わせはＨＡＰ函館空港事業所（０１３８・５７・８８８２）へ。