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日高報知新聞

新しい功労馬ナカヤマフェスタ これからはアエルで余生過ごす【浦河】

アエルに到着したナカヤマフェスタと太田マネージャー

 浦河町西舎のうらかわ優駿ビレッジアエルに25日、2010年の凱旋門賞(仏GⅠ)2着や宝塚記念を制すなど重賞3勝を挙げたナカヤマフェスタ(牡、17)が到着し新しい功労馬として余生を過ごすこととなった。これでアエルの功労馬は6月に来たマイネルキッツ(牡、20)を含めて4頭になった。

 新ひだか町の種馬場アロースタッドで繋養されていたナカヤマフェスタは、種牡馬を引退したあとの余生を過ごす場として、25日にアエルに移り、27日に初めて功労馬の再現きゅう舎がある敷地内の放牧地へ放牧された。

 アエル乗馬課の太田篤志マネージャーは現役時代は調教時に動かないなど気性面に難しいところがあるなどのエピソードを聞いていたことから「来る前はドキドキしていたが、暴れたり、走り回ったりもせず世話をする分にはおとなしく、全く手がかからない」と話し、「人が近づくと寄ってきて好奇心があり、人懐っこく、表情も豊か。放牧初日からリラックスして草を食べているので安心して見ていられる」と凱旋門賞など海外への輸送を経験した同馬の適応力に驚いた。

 ナカヤマフェスタは競走馬をモチーフにした人気ゲーム「ウマ娘」のキャラクターとしても登場。太田マネージャーは「現役のファンのみならず、ウマ娘に登場するなど知名度が高く、25日に来た日からファンが訪れるなど人気のある馬。草を食べる姿や走る姿を真近で見てほしい。功労馬が4頭になるのは13年以来なので、アエルがにぎやかになれば」と期待した。

 アエルでは、ナカヤマフェスタが環境の変化に慣れてもらうことや他の馬との関係性を築くなどして徐々に一般見学ができる準備を進め、一般解放されるまでは放牧地にバリケードを立てて遠くからの見学や再現きゅう舎へも立ち入りを禁止し、外からの見学をお願いしている。

 ナカヤマフェスタはむかわ町・新井牧場生産で、父ステイゴールド、母ディアウィンク(母の父タイトスポット)の血統。現役時代は10年宝塚記念(GⅠ)を制するなど重賞3勝を挙げ、同年の凱旋門賞ではアタマ差の2着に入るなど活躍した。

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