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室蘭民報

【室蘭】「青蘭フェリー」就航間近、室蘭支店を開設 津軽海峡フェリー、貨物車両の予約スタート

30日に就航記念式典

業務をスタートさせた津軽海峡フェリー室蘭支店

 室蘭-青森間に定期フェリーを就航させる津軽海峡フェリー(函館市、村上玉樹代表取締役社長)は25日、室蘭市入江町の室蘭港フェリーターミナルビルに室蘭支店(藤田英和支店長)を開設し、業務を開始した。30日には、就航記念式典が行われ、関係者が安全運航を祈念する。

 室蘭支店は同ビルの1、2階の計約1400平方メートルを使い営業する。8月末からシステム環境の整備を始めた。9月から順次、パソコン類を搬入、開設に向け準備してきた。開設初日の25日は貨物車両の予約受け付けもスタート。社員ら8人が予約の対応などを行った。

 きょう26日から定期フェリー・ブルーマーメイド(8820トン)のトライアル運航を行う。同日午前10時、室蘭港に入港。約2時間の停泊後に青森港に向け出航する。室蘭港には27日午後5時ごろ戻り、航路就航の10月2日までフェリーふ頭に停泊する。

 藤田支店長は支店開設に「気が引き締まる思い。航路定着を目指していく」と意気込みを語った。また、労働時間規制の強化でトラック運転手が不足するとされる「2024年問題」に触れ、「定期的な貨物がこの航路にかみ合うことで室蘭-青森間が一つの選択肢となってもらえれば」とし、「道央や道東の貨物をうまく取り入れていきたい」との考えを示した。

 24年4月から運転手の時間外労働が規制される。同社は室蘭-青森間の運航時間が7時間となることから、運転手を休ませるためのトラックの需要を見込み、新航路開設を決めた。

 9月30日は開設を記念し船内見学会を午後1時から行う。全客室が見学でき、先着2千人にオリジナルグッズを贈る。無料乗船券や乗船割引券、オリジナルグッズなどが当たる抽選会も実施する。見学会は同4時(3時半入場締め切り)まで。

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