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網走タイムズ

中学生が医療の現場を体験 網走厚生病院が受け入れ

内視鏡検査を体験する三中の2年生4人

 【網走】三中の生徒がこのほど、職場体験で網走厚生病院(中野詩朗院長)を訪れ、医療にかかるさまざまな仕事を体験した。

 午前9時、同病院に着いた生徒4人は医療用の衣服に着替えると、中野院長から同病院の説明を受けた後、看護師や超音波検査、薬剤業務、血液型の判定検査などを次々と体験していった。

 また、医療器具の仕組みを教わったり、リハビリ器具も体験。4人は、病院の中でもさまざまな仕事があることに驚いていた。

 午後からの内視鏡検査体験では、実際に内視鏡を操作。食道から胃、腸までの模型に内視鏡を入れていったが、右手で内視鏡の管を送りつつ、左手のコントローラーで内視鏡の向きや曲がりを変えたりと、微妙な操作に四苦八苦していた。

 体験を担当した阿部センター長は、iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥医師、政府のコロナ対策分科会で会長を務めた尾身茂医師などを引き合いに、同じ医師でもいろんな仕事があることを説明。

 さらに、診療医も胃腸科や眼科、耳鼻科など、それぞれの強みを生かした専門があること、看護師などとチームを組んで仕事をしていることなどを挙げた上で「いろいろ経験して、夢を広げてほしい」とエールを送った。

 同病院を訪れた2年生の平山丞(たすく)さんは「職場体験に来る前は気にしなかったが、いつもは見られない裏側を体験して、病院に来て見るのとは違うことを知った」と、医療の仕事に興味を持ったようだ。。

 中野院長は「医療や介護は、地元で仕事に就いてもらうことが本人にとっても、まちに良いこと。地方の病院で受け入れるのはハードルが高いが、できる範囲で体験してもらえるよう、学校の要請に応えられてよかった」と話していた。

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