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日高報知新聞

稲刈りに汗を流す 浦河町土地改良区 小学5年生の田んぼの学校【浦河】

稲を束ねる作業に取り組む児童たち

 浦河町土地改良区が実施している米作り体験学習「田んぼの学校」の稲刈りが20日、浦河町富里の農業、福岡広行さん宅の水田で行われた。荻伏小と浦河東部小の児童たちは、収穫期を迎えた黄金色の稲穂を手作業で刈り取り、農作業に汗を流した。

 田んぼの学校は、米づくりを通して子どもたちの食と農業への興味関心を高めるとともに、土地改良区や農業農村整備事業の理解周知を図ることを目的に、土地改良区が姉茶・富里・東栄地域の人たちで構成する「姉富東ふるさと守り隊」と、町、町教委、日高振興局と連携し、地元の小学5年生を対象に、総合的な学習の時間を活用し2002年から毎年実施している。また、日高振興局の若手職員育成・研修の場にもなっている。

 今年度は、浦河東部小5人と荻伏小12人の児童が田植えから収穫、精米まで米作りの一連の作業を体験。

 この日は、児童をはじめ、振興局や役場職員、地域の農業者ら約50人が参加。作業前に、稲を刈る鎌の使い方や作業手順などの説明を受けたあと、児童たちは、それぞれ鎌を手にして田んぼに入り、黄金色の稲穂を丁寧に刈り取り、収穫した稲を縄で束ね、軽トラックに積み込み、稲を乾燥させる“ハサがけ”作業の準備に、協力し合いながら取り組んだ。

 荻伏小の川潟乃悠さんは「稲刈りは鎌が良く切れてすごく楽にできたけど、稲を束ねるのは大変な作業だった。収穫したお米を味わうのが楽しみ」と話していた。

 今回、収穫した米は4俵ほどの量となり、今後は、10月上旬を目途に脱穀、精米作業を行う予定だ。

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