釧路フリーズ全道V 車いすバスケ、地元で躍動【釧路町】
【釧路町】第61回北海道障害者スポーツ大会の車いすバスケットボール競技が24日、町総合体育館で開かれた。3チームがリーグ戦で勝敗を争い、釧路から出場した「釧路FREEZZ」が全勝で優勝した。
車いすバスケは5人制。競技者の障害によって1・0~5・0の持ち点が決められており、5人の合計が14・0以上になってはいけない。車いすからお尻をあげると反則。10分クオーターを4回で競う。
釧路FREEZZは1986年に発足し、現在選手は7人。サン・アビリティーズ釧路(釧路市鳥取南7)で毎週2回、3時間練習している。河島翔生選手を中心としたスピード重視の試合展開を得意とし、さまざまな大会で優勝している。
釧路は第1試合で、札幌ノースウィンドと対戦。河島選手を中心に得点を重ね、20―6で第1ピリオド折り返すと、その後も得点を重ね69―20で勝利。第2試合の旭川リバーズ戦でも河島選手が40点を挙げる活躍を見せ、83―19で大勝し、優勝を決めた。
地元開催での優勝を受け、武田豊主将は「自分たちのバスケができたと思う。これからも優勝し続けていけるよう練習していきたい。釧路での大会で、車いすバスケの魅力が広く伝わってくれるとうれしい」と話していた。
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