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函館新聞

はこだて大沼牛スープカレー開発 寿フーズ×七飯道の駅【七飯】

はこだて大沼牛スープカレーをPRする細谷さん(左)と泉谷さん

 【七飯】食品製造会社「寿フーズ」(町中島)と道の駅なないろ・ななえ(町峠下)は、道の駅限定商品「はこだて大沼牛スープカレー」を開発した。牛肉は地元ブランド「はこだて大沼牛」を使い、野菜は全て道産にこだわった。道の駅で順調に売れており「辛いものが苦手」という人への土産にもぴったりだ。

 両者のコラボレーション商品は「りんごカレー」「長ねぎカレー」に続く第三弾。新型コロナウイルスの感染拡大で3年ほど商品開発が滞っていたが、コロナの5類移行に伴い今春からオリジナル商品づくりに再び着手。スープカレーは4月から試食を重ねるなどして改良を行い、6月に完成した。

 柔らかい赤身が特徴のはこだて大沼牛に、道産のニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ゴボウを加えた。試食会で「具材が少ない」「肉の量がもの足りない」などの意見が出たため、新たな具材としてゴボウを追加し、牛肉は当初より1割以上増量したという。

 同社ははこだて大沼牛を使ったビーフカレー、ビーフシチュー、ハッシュドビーフ、お好み焼き、カレーうどんの5種類を販売しており、はこだて大沼牛を長年使用してきた実績を持つ。

 スープカレーは8月上旬に販売を始め、お盆期間には売り切れるなど「順調なスタートを切った」(同社の泉谷明弘総務部長)。泉谷部長は「スープに辛みはあるが、ご飯と一緒に食べるとまろやかになる」と自信を見せる。はこだて大沼牛の供給量が限られており、年間3000個の販売を目標にする。

 道の駅スタッフの細谷実可さんも「肉の甘み、野菜の味がしっかり出ており、カレーに苦手意識のある人こそ手に取ってほしい。カレーが得意ではない私でもおいしく食べられた」とPRする。

 常温で賞味期限は半年。電子レンジで温めて食べる。380グラム入り1200円。問い合わせは道の駅(0138・86・5195)へ。

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