スワンフェスタの開催をＰＲするポスター

　スワンフェスタ２０２３（実行委員会主催）が９月３日、室蘭市祝津町の道の駅カナスチールみたら室蘭横の絵鞆臨海公園で行われる。０１年以来、２２年ぶりに祝津地区が会場となる。２日間開催から１日のみの開催となり、恒例の室蘭やきとり横丁や花火大会はなくなったが、白鳥大橋や大黒島が一望できるロケーションで、原点に立ち返った催しとなる。

　スワンフェスタは白鳥大橋が開通した１９９８年から祝津地区で開催。２００２年以降、会場を室蘭港中央ふ頭に移して実施されてきた。今年は開通２５周年の節目に当たり、実行委が開通記念イベントとして祝津地区に会場を戻すことを決めた。

　会場では露店とキッチンカー計１６店舗が出店。ステージイベントでは、室蘭太鼓フェスティバル「北響祭２０２３」が３部構成で行われるほか、極真空手、ダンス、アカペラ、歌唱の個人・団体が出演する。

　第１０回むろらん港鉄人舟漕ぎ大会（実行委主催）も午前９時～午後０時半に同時開催。こちらも中央ふ頭客船バースから絵鞆親水護岸沖に会場を移して行われ、これまでよりも舟が見やすくなるとのことだ。

　スワンフェスタの開催時間は午前１０時～午後６時。実行委の伊藤鋭二室蘭観光協会専務理事は「絶好のロケーションの中で、白鳥大橋開通２５周年をみんなで楽しむことができれば」と来場を呼びかけている。