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日高報知新聞

7千人が来場し楽しむ 4年ぶりに流走レース復活 ひだか樹魂まつり【日高】

「流走レース」で懸命に丸太を引っ張る出場者

【日高】林業を支えた樹木に感謝をささげるイベント「第50回ひだか樹魂まつり」(実行委主催)が22日、町内富岡の日高国際スキー場駐車場で開かれ7千人が来場し祭りを楽しんだ。

 大昔から日高山脈に棲むという伝説の竜を守護神とし、竜により守られてきた日高の山々の樹木の魂を後世に受け継ぎ、森の樹木に感謝を捧げるイベントとして、大きな桂の木に「樹魂竜」をあしらい、街の中を練り歩いて始まった第1回開催の1971年(昭和46年)から今年で50回目の節目を迎え、例年より拡充した内容で開催した。

 今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた恒例の「流走レース」などが4年振りに復活。流走レースは1人が丸太をのこぎりで切断し、その後チームで重さ100㌔の丸太を40㍍引いて運ぶ速さを競う競技。13チームが出場して予選を行い、タイムの速かった上位2組による決勝が行われた。

 優勝は日高町で炭火焼き鳥「のんすけ」を営む本多智和さん(47)と平林伸介さん(43)が賞金10万円を獲得した。2人は妻同士が姉妹の義兄弟。本多さんは「丸太を切った段階で記憶が無い。非常にハードでぐったり。賞金は家族にプレゼントする。人が大勢集まって活気づいた。天気にも恵まれた良いまつりだった」、平林さんは「今までに10回以上は参加している。義兄弟で参加したのは今回が初めて。まつりでくじ引き店を出店し子どもたちの笑顔から元気をもらえて頑張れた」と喜びを話した。

 正午からのステージでは、陸上自衛隊第7音楽隊の演奏や伝統舞踊、ダンスステージ、南米民謡音楽、お笑いステージなどでまつりを盛り上げ、木遣り(映像)と山岳太鼓、とりは門別地区の伝統芸能「蛍太鼓」が披露された。また、会場では地場産品が味わえる「うまいもの市」やキッチンカー6台に大勢の人が行列を作っていた。

夜空を色鮮やかに照らした花火大会

 午後8時からは夏の夜空を豪快に熱くする2500発の「花火大会」が行われた。大迫力の7号玉も打ち上げられ、来場者たちは歓声をあげ第50回の記念に華を添えた。

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