イベントへの来場を呼び掛ける実行委メンバー

　函館市日ノ浜町の道の駅「なとわ・えさん」で７月１、２の両日、バイク愛好家が集う「函館恵山Ｂｉｋｅ　Ｌｏｖｅ　Ｍｅｅｔｉｎｇ（バイクラブミーティング）」が開かれる。国産、輸入バイクの展示・販売のほか、ビンゴやじゃんけん大会など幅広い層が楽しめる企画を通じ、恵山地区の活性化を図る。

　道の駅のイベント企画を担う「なとわ・えさんイベント実行委」（明上哲之会長）と、道南のバイク販売店やバイク愛好家らでつくる「函館恵山Ｂｉｋｅ　Ｌｏｖｅ　Ｍｅｅｔｉｎｇ実行委」（小島康委員長）の共催。

　イベント実行委の明上さん（５０）は道の駅内で「てつまる　なとわカフェ」を運営。新型コロナウイルス禍で密を避けて楽しめるとあってバイクブームが到来。ツーリングの最中に同店など道の駅に立ち寄るバイクユーザーも多く、イベントを通じて愛好家の交流の機会を創出するとともに、道の駅への集客を目指し企画した。

　両日ともに、道の駅敷地内に張り出した番号を探す「ゴーイングアラウンドビンゴ」を実施。ビンゴカードは１枚５００円で午前１０時から販売。景品としてバイク用のドライブレコーダーを用意し、午後３時１０分から引き換えを行う。

　両日午後１時半からは女性ライダーと来場者によるじゃんけん大会を開催。男性に比べ、女性のバイク人口が少ない中、女性ライダーたちを盛り上げる。

　時速５～６キロのキッズ電動バイクの体験コーナーや白バイ・パトカーの撮影会、牛タン串、クレープといった飲食ブースもあり、家族連れで楽しめる企画が盛りだくさん。時間は午前１０時～午後４時。入場無料。

　小島委員長（５０）は「道南の海岸線で長距離ツーリングをするバイクユーザーも多い。恵山地区の海のロケーションを楽しんでもらうとともに、バイク人口の裾野を広げるきっかけになれば」とＰＲする。

　なとわ・えさんでは「マンスリープレミアムデイズ」として毎月イベントを開催しており、今回もその一環。明上さんは「地元の人にも恵山に足を運んでもらい、地域の活性化につなげたい」と話している。