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室蘭民報

「落ち着いて避難を」 洞爺湖汽船、遊覧船火災想定訓練【洞爺湖】

乗客役に救命胴衣着用を指示する職員

 【洞爺湖】洞爺湖汽船(洞爺湖町洞爺湖温泉、大西英生代表取締役社長)による遊覧船での火災を想定した避難訓練が22日、洞爺湖温泉の駅前桟橋付近で行われ、乗客を安全に避難させるまでの手順を再確認した。

 訓練は遊覧船「羊蹄」(364トン)で実施し、運航中に1階客室後部付近からの出火を想定。初期消火で火の勢いが衰えず、乗客を誘導中にけが人と転落者が発生。救助と並行しながら避難指示に当たった。

 社員は炎に見立てた発煙筒の煙を察知すると、2階の乗客役の参加者を避難誘導。「煙を吸わないようにタオルで口を覆ってください」「落ち着いて避難してください」と指示しながら、1階へと移動した。

 乗客数とけが人を確認後、けが人を手当てし、救命胴衣着用を呼びかけた。湖では小型船舶による転落者の救助訓練と、1階客室後部付近からの火を消すため、遊覧船「espoir(エスポアール)」からの放水も行われた。大西社長は「安全第一のために、これからも気を引き締めて運航していきたい」と話した。

 訓練には洞爺湖の小型船舶運航会社など4社から約30人が参加。本格的なシーズン入りを前に、運航に関わる社員が訓練を受けることで、火災の際に乗客に対し適切な対応ができるようにと行われている。

船内から放水する職員

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