台湾との友好と交流を促進 日高地域日台親善協会総会【新ひだか】
【新ひだか】日高地域日台親善協会(上田正則会長、139人)の令和5年度総会が20日、静内吉野町3の静内エクリプスホテルで開かれ、5年度事業計画などを承認。4年度は、新型コロナの世界的な流行で、例年実施していた対面型事業が中止となるなど3年度に引き続き、台湾との交流が制限された1年だった―と報告した。
台湾からの来道観光客は、台北市から道内各空港を結ぶ便に加え、台中市や南部の高雄市からの定期便やチャーター便も数多く運行されるなど、年々増加の一途をたどっており、コロナ禍前の2019年度調査では、約48万8900人となっている。
09年に台北駐日経済文化代表処・札幌分処の開設を契機に、道内では旭川や釧路、小樽、札幌など各地で民間を中心とした日台親善協会の設立が相次ぎ、日高管内でも7町の商工、観光団体などが中心となって14年5月に道内14番目の協会として設立された。
この日は協会会員のほか、来賓として台北駐日經濟文化代表處札幌分處の粘信士處長や堀井学衆議院議員(代理)、藤沢澄雄道議、管内町長(日高、新冠、新ひだか)、生田泰日高振興局長らが出席。
開会で上田会長は「昨年度を振り返ると令和3年度に引き続き、コロナ禍の影響で交流事業の実施が困難な状況だった。日高の魅力を発信するため、日高管内への誘客に向けたWEBメディアを活用した情報発信事業を実施した。今年は、徐々にコロナ禍前の状態に戻りつつあり、訪台プロモーションを再開することで日高と台湾の親善や交流を積極的に促進していく方針としている。会員の協力のもと、日高振興局と連携を図りながら台湾との交流や友好を促進する事業に取り組んでいきたい」とあいさつ。
5年度事業は、北海道を訪れる台湾人旅行者数の回復を期待し、台湾プロモーションや相互の交流、情報交換に伴う各種集会の開催など、より一層の日高地域の知名度向上や経済交流の活性化に向けて活動することなどを計画した。
関連記事
ウポポイに礼拝室設置 アイヌ民族文化財団 白老
アイヌ民族文化財団は、民族共生象徴空間(ウポポイ)の体験学習館別館2に男女別の礼拝室を設置した。イスラム教を信仰するムスリムの利用を想定しており、天井には聖地メッカの方角を表示した。 東南...
100年前に思いはせる 賢治ウオークに20人 苫小牧
詩人、童話作家宮沢賢治の来苫から21日で丸100年を迎えるのを前に18日、賢治が苫小牧で歩いた道をたどる「百年目の賢治ウオーク」が行われた。市民ら20人が参加。初夏の日差しが降り注ぐ中、当時の情景...
難失聴でもガイド楽しみたい 動物園でアプリや筆談体験会【帯広】
聞こえない人や聞こえにくい人でも、施設ガイドの説明を楽しみたい-。帯広市中途難失聴者協会(佐々木亜規子会長)は、音声をリアルタイムで文字化するアプリ「UDトーク」や筆談でガイドを楽しむ体験会を1...
絵画と彫刻 コラボ展 マクラショーケース【幕別】
幕別町のイベントスペース「マクラショーケース」(町本町62)で17日から、音更町在住の画家佐々木めばえさん(28)と、マクラショーケースで「ギャラリーカフェ Carita」を運営し、自身も彫刻...
街チカに新キャンプ場 通年営業、コテージ棟も【音更】
音更町内の道道帯広新得線沿いにあったモーテル跡地を改修したキャンプ場「CAMP VILLAGE ピュットの森」(然別北5線西34)が4月26日にオープンした。舗装・土木工事などを手掛ける「トーシ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
5年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
2室蘭でもオーロラ 一本桜周辺、関さん撮影【室蘭】
3日本に一台驚愕の恐怖体験 新ひだかの渡邉さん ホラーバスの運行営業開始【新ひだか】
4ヒグマの検知を自動化へ
5保存処理のため奈良へ 国立アイヌ民族博物館 苫小牧で発見の丸木舟2隻 本格的調査度 白老
-
1
5年ぶり「やるよ」わしべつ川沿い桜まつり 5月18・19日、出店者募る【室蘭】
2室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
3函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
4イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
5ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】