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網走タイムズ

簡単レシピで毎日活めし!! 暑い季節こそ手料理で 食生活改善協議会が男性料理教室開く

食生活改善協議会のメンバーに教わりながら料理を作る参加者の男性

 【網走】男性を対象にした市食生活改善協議会(吉阪一子会長)の料理教室「毎日活めし!!メンズキッチン」が、市保健センターで開かれた。

 働き世代の男性に、栄養バランスの取れた食事や減塩などを理解してもらうのがねらい。大学生やサラリーマンなど、10代から50代までの男性13人が受講した。

 メニューは「麦とろごはん~黒ごまだれを添えて」「オホーツクふるさと肉じゃが」「簡単♪本格!トムヤムクン」「豆キュン春サラダ」の4品で、いずれも栄養バランスを考えつつ、これから迎える暑い季節にもおいしく食べられるよう工夫している。

 中でも「オホーツクふるさと肉じゃが」は、網走南小の児童が総合的な学習「網走の魅力を伝える」の中で考案し、同協議会部門最優秀賞に選ばれたもの。

 ジャガイモや玉ネギ、ニンジン、しらたきなど、肉じゃがには「定番」の素材に加え、網走らしく「長天」も入っているのがポイントとなっている。

 麦とろごはんも、機能性食品として注目され、網走でも本格的に作付け、生産されている「もち麦」を使用している。

 参加した男性は、日ごろのネクタイ姿をエプロンと三角巾に替え、野菜や肉を切ったり、炒めたりと、同協議会のメンバーに教わりながら料理を作っていった。

 「ニンジンはいちょう切りに」と指示され「いちょう切りって、これでよかったっけ?」と、こっそりほかの参加者に確かめるのはごあいきょう。みな和気あいあいと料理を楽しんでいた。

 出来上がったメニューは、その場で試食。自分が腕を振るった料理はまた格別で、みな「料理も楽しいね」「家でも作ってみよう」などと話していた。

 同協議会は、今回の男性のほか高齢者や若い主婦、転勤族など、さまざまな人たちを対象にした料理教室を開き、食育の理解と普及に努めている。

 ここ数年は参加人数を制限したり、作った料理の試食を止めて持ち帰りにするなど、新型コロナの感染予防に配慮して開いてきた。

 5月から新型コロナの位置づけが2類から5類となり、予防対策も緩和の傾向にあるが、吉阪会長は「5類になったから、すぐ以前のように―とは考えず、少しずつ緩和していきながら事業に取り組んでいきたい」と話していた。

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