日高の地域課題を深める 地域探究プログラムに9人参加【日高】
【日高】国立日高青少年自然の家(山下達也所長)は「令和5年度全国高校生体験活動顕彰制度『地域探究プログラム』オリエンテーション合宿」を13日〜14日の1泊2日で開催した。合宿には、日高高校の1年生9人が参加し、日高地区の地域資源や地域課題を題材としたフィールドワークやグループワークに取り組んだ。
同合宿は、これから探究活動(総合的な探究の時間)を始める高校生に向けて、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現といった一連のプロセスを模擬的に体験してもらう教育事業。
フィールドワークでは、地元の起業家や行政関係者などから組織された「日高地域活性化協議会」の会員を講師として、日高地区の市街地を中心に地域の自然・文化・産業に関する地点を探訪した。
グループワークでは、フィールドワークでの発見や関心などを整理し、豊富な経験を有する講師と共に地域資源の掘り起こしを行い、日高地区の魅力化や地域課題の解決につながるアイディアを模索・検討した。
国立青少年教育振興機構では、2019年(令和元年)から始まった「総合定な探究の時間」の考え方を生かし、探究のスパイラルを用いたカリキュラムを制作し、取り組みを段階的に分け、ステップⅠは探究と学び実践の「地域探究トライアル」、ステップⅡの「地域探究アワード」では、高校生向けに実践活動の顕彰を行う。
事業後のアンケートでは「ばらばらに感じていた地域資源や魅力をまとめていく手順を学べた」などといった声があり、参加した生徒たちは、これから学校での探究活動を本格化していく。同自然の家では、「1泊2日の短い期間の中で、効率よく探究活動の一連のプロセスを学ぶ機会を与えることができた」としており、より実践的な探究活動となるように活動を継続的に支援する。
関連記事
馬車旅 足湯でポカポカ 市内一日限定【帯広】
「モール温泉の足湯馬車」が1日、帯広市内の帯広競馬場とふく井ホテル間を特別運行した。1年ぶりの足湯馬車には、往復各1家族が乗車。足湯で温まりながら、中心市街地や住宅街の街並みをゆっくりと眺めて...
3市町 当たりくじ均等に 年末大売出し【帯広】
帯広市、音更と幕別2町による初の広域開催となった「とかち年末大売出し2024」の抽選開始(14日)を前に、帯広商工会議所(帯商)などは3日、1等などの当たりくじの組み合わせ作業を市内の帯広経済...
道の駅 ピアノお目覚め 休憩スペースに設置【本別】
本別町内の「道の駅ステラ★ほんべつ」(北3)の休憩スペースにアップライトピアノが設置され、11月30日に調律師が作業を行った。誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」として活用される。 今回のピ...
満天花火試験打ち上げ、室蘭工場夜景との共演確認 実行委、来年9月に向け【..
室蘭市香川町の室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)を会場(予定)に、3万発超の花火を打ち上げるイベント「室蘭満天花火」実行委員会(実行委員長・上村正人電材重機代表取締役社長)は2日夜、同公園で打...
空かける「とば号」 のぼりべつクマ牧場【登別】
のぼりべつクマ牧場(登別市登別温泉町)のロープウエー(全長1・26キロ)で2日、サケトバ作りを行う貨物用ゴンドラ「とば号」の運行が始まった。道産秋サケ約20本が逆さにつるされ、寒風にさらされな...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
小森さん初の若犬賞、日本犬全国展覧会「蘭華号」入賞 毛並み、立ち姿高評価【伊達】
2沖縄料理食べに来て “いやさか”27日開店、ほろべつ屋台村【登別】
3釧路市民憲章60周年祝う 記念式典【釧路市】
4集まれ「藤丸サポーター」 応援制度で整備資金の協賛募る【帯広】
5水谷外野手、田宮捕手と交流 緑丘小に日ハム応援大使【帯広】
-
1
小森さん初の若犬賞、日本犬全国展覧会「蘭華号」入賞 毛並み、立ち姿高評価【伊達】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
4高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
52年連続「世界切符」狙う ダブルダッチ・ABLAZE【壮瞥】