釧路市立芦野小学校（高畠昌之校長、児童数367人）と、同校に通う児童の保護者有志で構成する「Ｆ＆Ｍおたすけ隊」（松野史寛代表）が連携して２２日、こいのぼりの飾り付けを行った。約４０匹のこいのぼりがつるされ、５月８日までグラウンドを泳いでいる。

　同校と同隊は約２０年前から、児童の健やかな成長を願いこいのぼりを掲げている。また、花壇整備や運動会の設営、撤去などでも一体となって活動している。

　この日は、保護者や教職員、児童ら約６０人が参加。約１時間かけて協力してロープを張り、ダンボールに保管されていた、さまざまな大きさのこいのぼりを取り付けた。ロープを引き上げ、こいのぼりが風になびき宙に舞うと、児童たちから歓声が上がっていた。

　参加した３年生の佐藤光之助君（８）は「風に舞っているこいのぼりはきれいで、作業も楽しかった。来年もまた参加したい」と笑顔を見せた。高畠校長は「親子が一緒に作業するということを大事にして今後も続けていきたい」と話していた。