協力隊の内田さん、霧多布湿原の木道ガイド始める【浜中】
【浜中】霧多布湿原センターは15日から、町地域おこし協力隊の内田愛(めぐ)実(み)さん(33)の「やちぼうず木道ガイド」を始めた。同センター周辺の散策コースを解説付きで、四季折々の草花や野生動物を見て回ることができる。
内田さんは2022年に着任。同センターでは自然環境プロデューサーとして、環境保全や自然体験プログラムなどを担当している。同ガイドは土日限定。午前9時30分と同10時50分、午後1時30分からの1日3回、同センター周辺の「やちぼうず木道」と「こりんごの小径」の約500㍍を1時間ほどかけて散策する。
内田さんによると、この時期はミズバショウやエゾエンゴサク、エゾネコノメソウ、ミヤマスミレなどの草花や新芽を付け始めたヤチボウズ、タンチョウやオオジシギ、ノビタキといった野鳥やエゾシカなどの動物も多く見ることができる。「霧多布湿原は四季が日に日に移り変わるのが魅力。解説を通じ浜中を好きになってほしい」と話している。
同ガイドは9月末まで。申し込みは当日、同館1階のインフォメーションセンターで受け付ける。事前予約は不可。参加料は500円。保険代と同館2階カフェのドリンク1杯分の利用チケットが付く。問い合わせは同センター0153(65)2779へ。
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