道外強豪高へ5人、洞爺湖リトルシニア卒団生 「花咲徳栄」「健大高崎」「盛岡大付」【洞爺湖】
団員最多47人
中学生硬式野球チーム・洞爺湖リトルシニア(若松敦治監督)の卒団生が、高校野球の道内外の強豪校に進学している。昨年夏の全国大会でベスト16に入り、選手の将来性が期待されている。団員数も47人と過去最多になった。春の全道大会(29日、札幌・円山球場)に向け、練習に汗を流している。
卒団生の進学先は、岩手県の盛岡大付属に国島温人さんと西野優輝さん、越智怜士朗さん。群馬県の健大高崎に石垣元気さん、埼玉県の花咲徳栄に岩村敬太朗さん。道内では佐竹柊都さん、片岡侑士さん、前川幹太さんが進んだ北星学園付属札幌をはじめ、白樺学園や旭川実業、札幌山の手、函館有斗などへ。女性団員だった伊藤虹葉さんは栗山へ進んだ。
1年から面談を重ねてきたといい「少しでも希望がかなうように、取り組んできたことが結果に結びついた。3年の結果も大きい」と若松監督は振り返る。
過去最多となった団員数は、3年14人、2年15人、1年17人のほか、小4の練習生1人も加入した。居住地は洞爺湖、伊達、室蘭、登別、真狩、八雲など。「洞爺湖町に集まっていただきありがたい。町のためになればと思う」と団員増がまちおこしにもつながることを期待する。
間もなく始まる春季全道大会では、小樽、札幌羊ヶ丘、日高、札幌東と予選ブロックを戦う。
上位2チームが決勝トーナメントに進出し、優勝チームは林和男旗杯(7月、名古屋市)に進む。「強豪ばかり。常にチャレジャーとしてぶつかるしかない」と若松監督は意気込んでいる。
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