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日高報知新聞

春採りアスパラの出荷始まる ファームホロ 収穫の最盛期は5月上旬まで【新ひだか】

収穫が始まったファームホロの春採りアスパラガス

【新ひだか】町内三石蓬栄の農業生産法人「ファームホロ」(幌村司社長、従業員5人)のハウスで、今年も、うま味と甘味が詰まった春採りアスパラの出荷が始まった。収穫量はこれから徐々に増え4月上旬~5月上旬までの1カ月間は収穫の最盛期を迎える。

 ファームホロは、2005年に幌村建設が新領域事業として設立し、アスパラガスと花きの生産販売をしている。19年には、日高管内で初めて、食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる国内認証「JGAP」を取得。常に同じ品質で顧客の要望に応えられるよう細やかな品質管理に取り組み、日高山脈から湧き出る地下水や町内の牧場の協力を得て馬の堆肥を活用するなど、〝高品質〟と〝地元〟にこだわった農業で、おいしいアスパラを生産している。

 〝太ゴロ〟で甘味の強いグリーンアスパラを中心に、ホワイトアスパラ、希少な品種のムラサキアスパラを生産。高品質なアスパラは、一流レストランやホテルからの注文が多く、関東や関西、札幌を中心に出荷しているほか、コロナ禍の巣ごもり需要から一般の顧客がリピーターとなっていることもあり、昨年の売り上げは、3種類合わせて前年よりも1㌧多い16㌧と好調だ。

 今年も冬場の雪も少なく暖かな日が多いことから、生育状況は順調な出だしとなっており、出荷量は昨年と同様の16㌧を見込んでいる。

 アスパラリーダーの木島誠二さんは「春は、朝晩の冷え込みもあり、アスパラがじっくりと育っていくため、甘味があり食感もやわらかなものができる。春採りのおいしいアスパラを味わってほしい」と話していた。

 春アスパラは5月中旬には出荷を終え、約2カ月間アスパラの光合成などを促進する準備期間を経て、7月下旬からは夏アスパラの収穫が始まる。

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