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十勝毎日新聞

「イカ天」バンドの15曲を厳選 市出身・中さん参加【帯広】

 1980年代から90年代にアマチュアバンドブームを引き起こした音楽番組「三宅裕司のいかすバンド天国」(通称・イカ天)のオムニバスCDが、7日に発売される。番組で人気を集めたロックバンド「remote(リモート)」のギタリストで、帯広市出身の中博瑞さん(56)=東京都在住=が制作に参加。番組終了から30年以上経ても尽きない情熱を詰め込んだ。

オムニバスアルバムを手にする中さん

 イカ天は89~90年に放送された伝説的なテレビ番組。アマチュアバンドが競い合い、BEGINやブランキージェットシティなど著名バンドを輩出した。イカ天を生み出した音楽プロデューサーのジャクソン井口さんが呼び掛け、中さんら主要バンドのメンバー5人を中心にCDを制作した。

 CDのタイトルは「イカ天オムニバスアルバム」(DESERT AIR RECORDS、税別3000円)。イカ天出演バンド約800組の中から、厳選した15曲を収録。番組で披露した名曲を令和版にアレンジし、懐かしさと新鮮さを感じられる。

 リモートは代表曲「Never Be!」を収録。5人組バンドだったがボーカルの池田貴族さんが死去するなどし、現在は中さんのソロユニットとして活動する。収録曲は中さんが新たにアレンジし、サビのメロディーやコード進行も原曲とは異なる。

 中さんは「進化形のリモートとして新しい魅力をつくりたかった。今も活動を続けるバンドばかりで、音は説得力を増している。イカ天を知らない若者にもパッションが伝わる」と語る。中さんは帯広東小、帯広第六中、帯広柏葉高卒。東京の音楽関連の専門学校に進学し、1987年に池田さんと2人でリモートを結成した。

 18日にはCD発売記念ライブを川崎市のクラブチッタで開き、リモートやカブキロックスらが収録曲を披露する予定。問い合わせはクラブチッタ(044・246・8888)へ。

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