新鮮な野菜など販売 「菜花」が今シーズンの営業開始【新ひだか】
【新ひだか】三石地区の特産品を多くの人に知ってもらおうと、同地区農家が中心となって三石鳧舞の道の駅みついし隣接地で運営する農産物三石直売所「菜花(さいか)」(河合博文代表、会員90人)が、1日から今シーズンの営業を始めた。18シーズン目。今年は、みついし昆布温泉「蔵三」に隣接する町活性化センター(2004年開設)に移転し営業。管理運営する蔵三に交流スペースの使用を申請した。
菜花では商品一つひとつに生産者の顔写真入りのタグが付けてあり、安心安全な新鮮野菜が安値で購入できることで人気を集めている。
今年もアスパラや根ワサビ、ギョウジャニンニク、黒ニンニク、ホウレンソウ、ダイコン、レタスなどの野菜のほか、イチゴや花、三石産「健酵豚(けんこうとん)」の豚肉、ハンバーグ、みついしこんぶラムといった特産品も店頭に並んだ。
開店時間の午前9時前から約20人が行列をつくり、町内外から主婦らが続々と訪れ、順調な売れ行き。えりも町から来店した70代女性は「毎年、オープンを楽しみにしている。今日は、野菜を見に来た。予約注文して取りにくることもあり、安くて新鮮です」と話していた。
代表の河合さん(66)は、「今年は雪解けが早く、山菜や野菜が順調に生育している。例年、最も商品が充実するのは果物(スイカ、メロン、イチゴ)などが出回る7月~8月で、約60種類の野菜類が並びます」と来店を呼び掛けていた。
営業時間は午前9時から午後5時まで。10月までは無休、11月は入荷状況に応じて日曜日のみ営業。地方発送も受け付けている。問い合わせは菜花(☎0146・37・6116)へ。
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