「こどものくに」オープン 家族連れでにぎわう【函館】
函館公園内の遊園地「こどものくに」(青柳町17)が21日、今季の営業を始めた。春らしいぽかぽか陽気の中、多くの家族連れが足を運び、子どもたちの笑顔と歓声が広がった。
1956年開園の地元で長く親しまれている遊園地。国内最古の稼働する「空中観覧車」が国の登録有形文化財に指定されるなど、近年は全国的にも注目度を高めている。
初日は午前10時のオープン前から家族連れらが来園し、「H5系」カラーの新幹線やメリーゴーラウンドなどの遊具を楽しんだ。新登場のミニゲーム「ケロケロパニック」なども人気を集めた。
双子の奨ちゃん(1)、涼ちゃん(1)ら家族5人で訪れた市内の鵜飼圭さん(32)は「オープンするのをずっと待っていた。子どもたちもうれしそう。これからも毎週来たい」と笑顔。ゼネラルマネジャーの加藤大地さん(24)は「家族でたくさん思い出を作ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。
営業時間は、平日は午前11時~午後4時。4月5日までと土・日、祝日、春休み、ゴールデンウイーク、夏休み期間中は午前10時~午後5時。雨天休園。入園無料。大型遊具は1回300円。8回分セットは2200円。問い合わせは同園(0138・22・5039)へ。
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