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釧路新聞

市内在住外国人災害・防災を学ぶ 避難所など紹介【釧路】

出火想定した画面に向かい、消火器から水を噴射する参加者ら

 釧路市内在住の外国人を対象とした「在住外国人向け防災教育・訓練」が17日、釧路市民防災センター(南浜町4)で開かれ、参加した在住外国人22人が災害や防災についての理解を深めた。道の委託を受けた北海道国際交流・協力総合センター(通称HIECC(ハイエック))の主催で、釧路市では初めて行われた。

 同訓練は、道の2022年度「災害時外国人多言語支援事業」の一環。道内に長期で滞在する外国人が災害に遭遇した時、どのような行動をとるべきかなど、防災知識を深めてもらうことを目的としている。釧路での実施は昨年11月の後志管内倶知安町、今年1月の旭川市に続く3回目。

 この日は、アメリカやベトナム、中国など8カ国の国籍を持つ在釧外国人が参加。HIECCの職員らが講師となり、避難所やハザードマップ、非常食の備蓄の仕方などについて紹介。災害に遭遇した際「あせらず、冷静に行動することが重要」とし「災害が発生しても対処できるよう、普段から防災対策を心掛けましょう」とアドバイスした。

 防災訓練では「地震体験室」で震度7を体験したほか、煙が充満する部屋をしゃがみながら移動する火災体験、消火器の使用訓練も行われ、参加者は楽しみながらも真剣な表情で取り組んでいた。中国語講師や通訳として1997年から釧路市に在住している、中国国籍の李艶偉(リーエンイ)さんは「こういった訓練に初めて参加したが、勉強になることがとても多かった。防災を意識する大切さも学べた」と話していた。

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