軽体操に取り組む「九十九大学」の参加者たち

　浦河町教委主催の今年度最後となる高齢者教室「九十九（つくも）大学」の第５回全体教室・閉講式が16日、20人が参加して町総合文化会館３階ふれあいホールで開かれた。

　同大学は生きがいを持ち健康でいつも笑顔溢れる生活が送れるよう、老人クラブと連携して生活課題などの場の提供を図り、学習・スポーツ・文化活動を通して自己を高め、元気な幸（高）齢者になって地域が抱える課題解決に努めるもの。

　この日の全体教室は、札幌国際大スポーツ人間学部スポーツ指導学科講師の本多理紗さんによる高齢者向けの軽体操とレクリエーション。同大学生２人もサポートした。

　受講者は、いすに座ったままで手足や頭と肩など筋肉の付く運動をわらべ歌に合わせて繰り返し、本多さんは「間違えたら笑ってごまかそう」と呼び掛けながら約１時間、無理のない体操を楽しく取り組んだ。

　全体教室後は閉講式。浅野浩嗣教育長のあいさつのあと、９人へ皆勤賞が送られ、修了者を代表して熊野重雄さんがあいさつ。帰りに受講生全員へ修了証書が手渡された。