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釧路新聞

「搾りたて」手に笑顔 北の勝限定酒 即日完売【根室】

 【根室】地酒「北の勝」の醸造元・碓氷勝三郎商店(碓氷ミナ子店主)は26日、``行列ができる日本酒、、として人気の限定酒「北の勝搾りたて」を蔵出しした。市内の大型店や酒屋には早速行列ができ、幻の酒を買い求めた。

 1984年発売の「搾りたて」は転勤族の口コミで人気酒に。市内各所に買い求めるための行列は、1月の根室の風物詩。今年は昨年より300本少ない1万7500本(1・8㍑瓶、希望小売価格2361円=税別)の発売となった。

 コロナ禍で午前8時からの整理券配布方式に変えた市内大正町のスーパー「マルシェ・デ・キッチン」の一番乗りは、吹雪の札幌市から来た男性で前日の25日午後8時に到着。「日勝峠を越えたら月が出てました」と、北海道の広さに驚きながら購入権をゲット。

 5年連続の一番乗りを逃した釧路町の会社員棟方栄(ひで)紀(のり)さん(39)は、搾りたて行列で知り合った地元根室市の片野陽美さん(43)ら5人と連れ立っての参加。今回も示し合わせて前日の午後10時に並んだ。

 棟方さんは「搾りたての出合いって面白いんだ」、片野さんも「搾りたてが人とのつながりを生んでくれる」と話せば、仲間の1人も「この年で違う町に友達ができるのはうれしい」と言い、風物詩の行列は友達の輪を広げる交流の場にもなっているようだ。

即日完売となった「北の勝 搾りたて」(26日午前10時、マルシェ・デ・キッチン)

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