【新ひだか】競走馬の総合商社ジェイエス（服部健太郎社長）＝静内本町＝主催の「冬季繁殖馬セール」が25日、静内神森の北海道市場で開かれた。セールには25頭（前年22頭）が上場し、23頭（同17頭）を売却。売却総額は３億６１万９０００円（同１億２３２２万２００円）だった。価格はすべて税込。

　同セールは繁殖牝馬の競り市で、秋季と年明けの冬季の年２回開催している。上場馬は生産牧場を中心に購入し、妊娠している受胎馬が11頭（上場13頭）、空胎・未供用馬は12頭（同12頭）が売却された。 　売却率は92・00％（前年77・27％）、平均価格は１３０７万３９１円（同７２４万８３５２円）だった。

　最高額取引馬はモーリスを受胎したシゲルピンクダイヤ（７歳、父ダイワメジャー）＝兵庫県神戸市・森中啓子氏販売＝を１億６５００万円で仙波りり子氏が購入した。

最高額１億６５００万円で取り引きされたシゲルピンクダイヤ