【新ひだか】町静内交通安全協会主催の交通安全祈願祭が10日夜、静内神社で行われ、交通安全団体関係者が出席して事故の無い安全で安心な１年を祈願した。

　静内警察署管内（新ひだか、新冠両町）の昨年の人身交通事故発生件数は32件（前年比６件増）、死者０人（同１人減）、負傷者43人（同15人増）で、発生件数、負傷者数は増加し、死者数は１人減少した。昨年の道内の交通事故死亡者数は、１１５人（前年比５人減）で過去最少となった。

　この日は、野上郷志会長や佐々木博信静内警察署長、静内地区交通安全協会の岡崎猛会長ら18人が出席。山田一孝宮司の祈とう後、野上会長らが祭壇に玉ぐしを捧げて今年１年の交通安全を祈願した。新ひだか町では、８日現在１１５５日の交通事故死ゼロを継続している。

　野上会長は「交通ルールを守ることを基本に、ハンドルを握ったら気を引き締めて安全運転に努めてほしい。新年を迎え決意を新たに、皆さんの支援、協力をいただきながら交通事故死ゼロを目指したい」と話していた。

交通安全を祈願する野上会長（左）