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釧路新聞

22年水揚げ 釧路港5年ぶり100億円超 ミール単価高騰で18.6%増【釧路】

巻き網船団によるマイワシの水揚げ(10月中旬)

 釧路市は28日、釧路港の2022年(1~12月)の水揚げ取り扱い(速報)について、数量は17万2426㌧で前年に比べ15・7%減少したものの、ミール(魚粉)向けイワシの単価が上昇したため、金額は18・6%増の105億626万円になったと発表した。100億円を超えるのは17年の102億円(14万㌧)以来5年ぶり。

 最も取り扱いが多かったイワシは、海況の変化などにより豊漁だった前年に比べて、道東海域での水揚げが減り数量は11%減の13万4863㌧となったが、金額は60億6240万円で24%増と大幅に増加した。マイワシは大半がミール向けとなるが、今年はペルー産のカタクチイワシが不漁だったため世界的にミール価格が高騰、さらに円安の影響で日本産の引き合いが強かったため、釧路港のミール向け平均単価も1㌔当たり38・7円と、前年より10円ほど上がった。

 一方、前年好調だったスケソウダラは11月までの累計が数量2万5910㌧で前年同期比38%減、金額は約14億9322万円で17%減。マダラは11月までの累計が数量4969㌧で8%減、金額は11億2536万円で19%増となっている。

 サンマは近海での漁場形成がなく、操業場所も公海上と遠いことから、釧路港への水揚げ数量は78%減の25㌧に終わり、4年連続で過去最低を更新。前年ほぼ水揚げがなかったイカは、低水準ながら11月までに数量470㌧となり、単価が3倍になったことから金額は3億8563万円となった。サバも前年に比べ4倍以上の221㌧水揚げがあったが、今年もイワシの漁場形成が強く影響し、不振が続いている。

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