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網走タイムズ

更生保護功労で藍綬褒章 保護司35年の三枝さん 「これからも頑張る」

沖崎課長から褒章の伝達を受ける三枝さん(左)

 【網走】秋の褒章で、更生保護功績により藍綬褒章を受章した保護司の三枝光子さんにこのほど、褒章が伝達された。

 三枝さんは、1987年から現在まで、35年にわたり保護司を務め、活動に尽すい。12年から昨年までは網走地区保護司会理事、昨年からは副会長となるなど、更生保護事業の充実発展に多大な貢献をしており、その顕著な功績が認められた。

 市長室で行われた伝達式では、水谷市長も見守る中、釧路保護観察所の沖崎佳奈枝企画調整課長から褒章が手渡され、勲章が胸に付けられた。

 沖崎課長が「活発で明るい人柄に、いつも助けられておりました」、水谷市長も「これからも体に気をつけて、長く務めてください」と祝いの言葉を述べ、網走地区保護司会の大隅政信会長から褒章受章の記念品が贈られた。

 これを受け、三枝さんは「みなさんから素晴らしい言葉をいただき、感激しています。35年間、楽しく務めてこられたので、これからも頑張っていきたい」と礼を述べていた。

 その後の歓談の中で三枝さんは、保護司になった時は一番若く、女性も数人だったこと、今は犯罪が少なくなったが、多いときには1カ月に4人も担当したことなど、35年間の保護司生活を振り返った。

 今は釧路保護観察所管内でも三枝さんより長く保護司を務めている人はほとんどおらず、沖崎課長が〝生き字引〟と敬意をもって表すと、三枝さんは「楽しんでやらせてもらったというとおかしいが、保護司の仲間、関係機関の支援と協力、何より家族の力強い応援があり、ライフワークとしてやってこられた」と感謝の言葉を述べた。

 沖崎課長、水谷市長がそれぞれ、三枝さんの明るく元気な人柄について触れると、三枝さんは「これからも地域の頼りになる『おばちゃん』として、ますます元気で、お手伝いさせていただきます」と笑顔で力強く語っていた。

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