【日高】日高管内唯一の本格的スキー場「日高国際スキー場」（町内富岡）が26日、オープンした。当初24日がオープン予定だったが雪不足のためこの日に延期していた。

　同スキー場は、天然の雪が少ないため、例年人口降雪機を使ってオープンを出来るだけ早くしようと奮闘している。この日は、終日無料開放でチャレンジコース・第１ゲレンデ（迂回用）のみの利用となった。

　スキー場では、オープンを待ちわびていた親子連れのスキーヤーらが白銀のゲレンデでシュプールを描き、久しぶりの雪の感触を楽しんでいた。

　札幌から来た長尾明洋さんは「コースの整備はとても丁寧で、滑りやすかった。冬の楽しみが始まりうれしい」と話した。

　地域経済課の福士康弘さんは「管内唯一の本格的なスキー場なので、みなさんに楽しんで頂けるようコースの準備をしていきたい」と来場を呼び掛けていた。

　今シーズンの主なイベントは「第31回北日高岳大回転スキー選手権大会・第17回北日高岳シニア大回転スキー選手権大会（２月４日）」、「味の市フェスティバル」（２月４、５日）、「ジュニアスキー技術選手権日高ブロック大会」（２月12日）、「ありがとうフェスティバル」（２月26日）を予定している。

　また、「レストランやまなみ」が同日～３月12日まで冬期営業。１月１日（元旦）は高原荘ロビーで「餅つき」・甘酒サービスがある。

　シーズン券など利用の問い合わせは、日高国際スキー場（☎０１４５７・６・３６６７）へ。

オープンを待ちわびた親子スキーヤーたち