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日高報知新聞

溝尾花奈さんが金・銀メダル獲得【日高】

【日高】日高町出身でバドミントン強豪の「ふたば未来学園中」(福島県)の2年生、溝尾花奈さん(14)が年代別ダブルスの日本代表として出場した二つの国際大会で金メダルと銀メダルを獲得した。

 溝尾さんは、姉の影響で日高小1年の時にバドミントンを始めた。めきめきと実力をつけ、小4年で出場した「全国ABCバドミントン大会」のBクラス(3・4年の部)で優勝。3年生の時、自分の意志で強豪校の中学へ進学するためには実力をつけるべきと考え、砂川市の強豪バドミントンクラブ「あすなろ」で指導を受けることを選択。5・6年の間は、母と姉と同市に移住するなど家族ぐるみで競技に打ち込んだ。現在は寮生活を送りながら技術の向上に励んでいる。167㌢の長身から打ち下ろす強力なスマッシュが持ち味。

 福島県立ふたば未来学園(中高一貫校)は、バドミントン部に学年男女各5人という狭き門。前身の富岡高校時代に桃田賢斗選手ら有力選手を多数輩出した。

 両国際大会とも同校2年の畠山想来(そら)さん(14)=岩手県出身=とペアを組み、11月の「韓国ジュニアオープン2022」(U15)の女子ダブルスで優勝した。同月にタイで開かれたアジア最大規模の国際大会「アジアジュニアU17&U15選手権大会」の同部門で準優勝した。

 溝尾さんは「韓国の大会では、3年ぶりに国際大会に出場できて(コロナの影響)結果を出せたので良かった」と安堵。「アジアジュニアU17&U15選手権大会は、日本勢で唯一決勝に進めたが金メダルを取りたかったので残念だった。ただ、この大会でU15女子ダブルスで決勝に進出したのは初めてと聞き自信になった。二つの国際大会に出場して海外の選手は、スピードやパワーはもちろんだが、試合の組み立て・駆け引きが上手くとても勉強になった」と振り返る。

 普段はシングルスでプレーしている畠山さんとは、U15で男女各6人ずつ日本代表に選ばれ、今年に入って初めてペアを組んだ。月1回(1週間)日本代表の練習(富山県)と大会前の1週間で連携を深めた。「両大会では声を掛け合ってお互いを高め合えた。強気な子で、一緒にプレーしていて信用できる選手」と語る。

 現在の目標は「来年1月にある2023年度ジュニアナショナル選考会でジュニア日本代表に選ばれることと、オリンピック出場。オリンピックを目指しこれからも努力を続けたい」と力を込める。

 父の克三さんは「明るい性格で、昔からとにかく楽しそうにバドミントンをする子だった。これからもけがに気を付け、精いっぱい楽しくバドミントンをやってほしい」とエールを送った。

タイで行われたアジアU17&U15でプレーする溝尾さん(左)と畠山さん(右)

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