精工なミニチュアで表現した「とある街のクリスマス風景展」

【江差】町内の老舗菓子店、五勝手屋本舗本店で、米国Ｄｅｐａｒｔｍｅｎｔ５６社製のミニチュアを展示する「とある街のクリスマス風景展」が開かれている。クリスマスでにぎわう街並みを、オフィス街や遊園地など精工なミニチュアで表現した。小笠原敏文社長は「それぞれの人々（人形たち）のストーリーを感じていただければ」と話す。来年１月末まで。　

　ミニチュアは、小笠原社長（５０）がアメリカ留学中に妹さんから同社のライトハウス（建物のミニチュア）をプレゼントされたのがきっかけ。少しずつコレクションを続け、２５年間でライトハウスは１００点を越え、人や車などは３００点を数える。

　 　昨年から規模を約１・５倍に拡大、同店２階ギャラリー内に幅約４メートル、奥行き約３メートルの土台を設置。ライトハウス１２０個、人形３００体以上、１００台以上の車両を配置した。

　写真撮影に訪れた函館市の５０代男性は「規模の大きさに驚いた。照明付きの遊園地などずっと見ていても飽きない」と撮影を楽しんでいた。